若者とお金
「若者とお金」は(以前出せなかったので遅ればせながら提出します)
総合4年 長内あや愛(おさない あやめ)
若者と老人、子と親ではお金の価値観が違うのだろうか。
私の幼馴染は大学生で、バイトの給料の中から全てをやりくりしている。しかし給料日前に突然、就職したい会社のイベントに行けることに。3000円ほどどうしてもお金が足りなくなって、親に借りに行った。すると、「どうしてバイトのお給料中からやりくりできないの。こういうときのために残しておかないと。そして持っているお金の中で、生活しないといけない」と言われたそうだ。もちろんやりくりできたら一番いい。しかし大学へ通う以外をバイトに費やしても、月4万円ほどしか稼げない。飲み会も付き合いもあるのに、やりくりは厳しい。
”子供“は、一般的に学業優先であるし、経験がない分バイトと言ってもできることは少ない。しかし、これからの長い人生のためにお金が必要、という場面は多々あるだろう。お金がなくても、どうしてもはずせない、ここだけは押さえておかなければいけない場面に遭遇したときは、頭を下げてでも捻出したいと考えるべきで、「足りない分をどうやって 補うか」に頭を使うべきだと私は思っていた。しかし”親”世代は、「ある分で生活しなさい」という。生活が仕事に全て費やされ、収入の上限が限られるわけだから、その考えももちろん理解できる。
どちらが正しいとは言わないが、私の幼馴染は子と親の価値観の差に板挟みになったのだ。
「お金が必要」と言ったらキリがない。だから、「ある分で生活する」を重視しなければいけないわけだし、いくつになったとしても将来の自分のために、「足りない分を捻出」しなければいけない。人生という長いスパンでの投資と回収をお互いもっと意識すべきではないか。