プー太郎を決意した私が自己肯定感を高めたい話
若者のお金離れと聞くと、林真理子氏のコラムを思い出す。「使ったお金は全て糧になる」という見出しを皮切りに、お金の使い道さえ間違っていなければ、自分の可能性を広げてくれる手段だと説く。そういう生き方はとてもかっこいいし、自ら実践しているのだから説得力がある。
高度経済成長やバブルを経験した人からすれば、猛烈に勉強し、働いて家族を養い、遊びも仕事も全力で、みたいなイメージがある。私の祖父も兄弟の中で唯一大学に行き、広告代理店でバリバリ働いていた口だ。孫にはとっっても優しいけど、実はかなりの頑固者で、こう言う人が日本経済を支えてきたのだと思う。大人たちからすると、この「のしあがっちゃるけん」魂が今の私たちには足りないらしい。まあでも、今の若者にも、
「就活はクソっていうツイート見かけたけどそれはない。俺は就活を経験したおかげで今があるし、社会人経験が生きて成功する人だっている。ましてやライフプランなんて人によって違うんだから頭ごなしに就活はクソって言うのはナンセンスすぎる。(とある同大学の方のツイートから引用)」こう言う人がいるんだから、まだまだ日本の行く末は安泰かもしれないけど。
一方で、若者のお金離れとは裏腹に、30代未満の貯金の平均額が約150万円っていう結果がある中で、私たちはかなりやりくりが上手だと思ったりもする。10人が9人いたら、みんな一つは趣味がある。外食とか旅行とかアニメとか。車を買ってくれないから車離れだ!お金離れだ!ってすぐ騒ぎ立てるんじゃなくて、日本ももっと違うところに力を入れたらと是枝監督のカンヌでのインタビューをみても思う。クールジャパン系の産業が自動車産業と代わって伸び続けているように、一概にお金使ってないって言えるのかな?
だから、全国の老害に告げたい。人生テストじゃないんだから、足りないことばかり指摘すんなよな。お前らの人生に点数つけてやろうか!!ってね。笑
リンク
林真理子→https://croissant-online.jp/topics/46641/
是枝監督→https://dot.asahi.com/dot/2018052100006.html?page=2