ブレードランナー2049

まず、絶対に、前作の1982年製作リドリー・スコット監督の「ブレードランナー」を見るべきである。本作は、そのブレードランナーの続編として、リドリー・スコット監督が製作総指揮を務め、作成された映画である。

 

舞台は2020年からはじまる。。タイレル社は、レプリカントという、寿命のない人造人間を生み、世に送り出した。しかし人間至上主義の世論やレプリカントたちの反乱によって、それ以降のレプリカントの製造は禁止に。しかし2036年、ウォレス社が旧タイレル社の資産を引き継ぎ、新型のレプリカントを製造する。”K“は新型レプリカントとして生まれ、旧型レプリカントを抹殺する役目「ブレードランナー」の任務を行う。映画のストーリーはある日、Kが抹殺した逃亡レプリカントの家で遺骨が見つかるところからはじまる。女性の旧型レプリカントであった。しかも出産していることがわかる。その生まれた子供を探し出していく。

 

生きるとはなにか。生きる意味があるのか。何が真実で何が作り物なのか。作り物に意味はないのか。なぜ生きているのか。なぜ死にたくないと思うのか。生まれた意味があったのか。考えている自分とはなんなのか。。。

 

”K”は、子供を探すあらゆる場面で自問自答しているように思う。作中、1982年のブレードランナーにもでてきたハリソンフォードも同じ役で出演し、キーマンとなる。注目してみてほしい。

2020年というと身近な未来だが、今人間である私たちも考えうる問いだと思う。映画を見ている中、私は自問自答した。生きるとはなにか?—わからない。生きる意味があるのか?—意味はあると思う。なぜ死にたくないと思うのか?—生きている状態である今のままいたいから。何が答えかわからないが、様々な出生のアイデンティティが存在することを考えると、生きる意味を見出して生きていきたいと思った。

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