武井壮「スポーツが短期間で上達するコツ」編集企画
武井壮:
どのスポーツをするにもあらかじめ自分の体を動かす技術をかげなければいけない。スポーツ選手がよくスランプに陥るとかいうが、それは自分からしてみれば先ほど挙げた体を動かす技術をしていないのが原因だからだと思っている。もしその体を動かす技術が伴っていないままの体にズレが存在した状態で新たにスポーツを始めようとしても、なかなか成績は伸びないであろう。つまり何が言いたいかというとどのスポーツをやるにしてもそれ以前に土台となる自分の体のズレを極限にまで減らし、そして体を動かす技術を向上していかなければいけない。私の場合10種競技をやっているのだが、技術練習はほとんどやっていない。むしろ自分の体を思った形にする練習をメインにして、あとはf時価るトレーニングでそれを補う形で練習している。
自分が行っているトレーニングの一つは目を閉じた状態で真横に腕を水平にあげるという事。一見、簡単そうに見えるトレーニングだが、第3者から自分の腕の高さを観てもらうと意外と高かったり低かったりすることが多い。これは普段自分の体がどの様に動きどのぐらい自分の体の事を意識してないか存分に知れるいい機会である。普段スポーツを行っている時というのは自分の体を見る機会がまずない。見えていない状態で自分の体を自分の理想通りに動かそうとしても、そこに初めからズレが生じているのであれば、決してその理想通りの動きをすることはまずできないだろう。あらかじめ自分の中で体を動かす上での
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