顔面蒼白就活インザブルー
単位はいくつか落としたけれど、平和にもトントン拍子で3年の秋を迎えてしまった。冬から始まる就職活動を目前に控え、気持ちはブルー。小学生の時に憧れた職業とか輝かしい夢はとっくに忘れてしまった。むしろその夢を今でも追いかけらている猛者はどこにいるのだろう。爪の垢を煎じて飲ませてくれ。某大手の就活サイトは、このゴミだめの中からあなたに合った企業を探してくださいという感じで、何年もやってきたくせに、UI(ユーザーインターフェース)が見にくいし、もはや企業からお金をもらっているから掲載してやっているという感じで、偽りにまみれた社会に触れたような気持ちになる。休学したいという強い思いに駆られる。あー、かじれるものなら親のすねをかじりたい。もう今は共働きの時代だから!と、うちのおばあちゃんは言っていたけれど、二年に一回くらい旦那のボーナスでちょっとした海外旅行に行ける専業主婦になりたい!モラトリアムとはまさに今の私のことだろう。
職業とはどのように選ぶのだろう。お金?福祉?それともやりがい?口で言うのは簡単だけど、選んだところでそれが自分の適性であるかもわからないし、行きたいところ=入れるところというわけでもない。あーどこにでも入れたとかいうバブル期がうらやましい。ただ、がむしゃらに勉強して点数をとれば確実に行きたいところに行けるという学生時代も潰える。人間性とかいうなんともモヤモヤとした得体の知れない物体で私の価値は決められるらしい。
あまりにもブルー過ぎて、いつかの晩は母と喧嘩したこともあり、深夜に書き初めを始めるという奇行までやってしまった。書く言葉も「迷子」だの「行きてもあと70年(辛)」だの。
抗えない運命と共にもがかないといけないのが辛い。あー辛い。
半年後これを見返したときにクスリと笑っていられる自分がいますように。
アーメン