『おっぱいとなんくるないさ〜 1/6 代替課題』
『 おっぱいとなんくるないさ〜 (代替課題) 』
なぜだろう、最近妙に忙しい。2016年の末から2017年現在にかけて、年末は舞台の稽古と本番、合間にバイト探し、年始は雇ってくれたバイト先での仕事と卒論に追われる日々。初めての飲食店での仕事に出勤しては毎日怒鳴られる(最近怒られ慣れた)。それに加えて、慣れない一人暮らしに無いお金。排水溝が詰まった1月4日のお部屋水浸し事件。あぁ、書き出すと色々あったなと思ってなんだか疲れてきた。
基本的に自分を追い込むことが嫌いです。だけどそんなこと言ってられない状況だから仕方ない。なんとかやっていく方法を考えようと、最近は色々なリフレッシュ方法を模索している。
例えば、僕の敬愛する星野源さんはストレスに押しつぶされそうになった時、部屋で一人「おっぱい揉みたい」とつぶやき続けたそうだ。不思議なことに、ストレスが和らいでいったという。これは試さなければと、自分も一人、部屋でつぶやく「おっぱい揉みたい。おっぱい触りたい。」なるほど、少しだけ気が紛れる気もする。しかしあまりに多用し続けると効果は薄れていくようで、常用薬というよりは特効薬的な代物なのだと最近気づいた。
そんな僕は一周回って「常に何かをやり続ける方式」を試している。何もやっていない時間はどうにも、得体の知れない不安に襲われ苦しくなる。休むつもりが逆に苦しくなる。それなら逆に、常に何かをやり続ければいいのではないか? と思い立ったわけである。
このコラムを書いているのも、そのサイクルの一部であるが、書いている今は、よくわからない不安に悶々とすることもないし、思わぬ副産物で気持ちがかるくなった。
その副産物とは「開き直ること」。どんなに思い詰めたって、なるようにしかならないことってあるだろう。そしたらもう仕方ない。「なんくるないさ〜」ってやつだ。年末から年始にかけての慌ただしさで、大切なことを忘れていた。無駄に不安になったって仕方ないのだ。「常に何かをやり続ける方式」、体力は減るが、気持ちを軽くしてくれるなんて、良い働きをしてくれるじゃないか。
源さんが「おっぱい」なら、俺は「なんくるないさ〜」だ!
「なんくるないさ〜! なんくるないさ〜!」
福田周平