連続モノはいくつまで許されるのか
恥ずかしながら、私はスターウォーズシリーズを見た事がない。交通整理に使う誘導棒をライトセーバーと称して振り回す程度には知識があるものの、フォースの力がなんたるものかとか、何故彼らは戦っているのか、全く理解が無い。事前に得た知識はラジオでの会話、「スターウォーズってどんな話なんですか?」「んー、銀河レベルの親子ゲンカって感じですかねぇ」だけだ。
約10年ぶりの新作ともあって、劇場は満席に近い。中には私と同じく、エピソード1~6を全く見た事ないと言いながら足を運ぶ客も見受けられる。ミーハーな奴め、と思いながらほくそ笑む私もまたミーハーな存在だ。
結論から言うと、全くワケが分からなかった。
それもそのはずだ。こういう連続モノは、単にアクションシーンを楽しむための作品ではない。前作で敵役だった人物との共闘とか、意外な人物との恋愛関係、新しく登場する近代兵器などなど、人間関係や世界観を楽しむための作品になっているのだ。
映画の新作情報サイトを見ても「エピソード6で死んだあの人が復活するのでは…」「時系列としてはエピソード3の30年後…」と言った具合に、新参者には優しくない。
全部見ればすむ話なのだが、こうもシリーズが多いと中々に厳しい。連続モノは、何作目までなら新参者でも取っ付きやすいのか、と考えてしまう。
まぁ何が言いたいかと言うと、80巻も発売している『ONE PIECE』は新規参入しづらいという事です。
環境4年 71247328
原田 健太
スポンサーリンク