STAR WARS episodeⅦ フォースの覚醒

環境情報学部4年

對馬好秀

 

 

映画界に革命を起こし今日まで映画界の常にトップに君臨しているスターウォーズの最新作が今月18日に全世界同時公開された。

『STAR WARS episodeⅦフォースの覚醒』
正直公開が決まった時はこの映画に対して期待よりも不安の方が大きかった。STAR WARSはジョージルーカスが生み出した世界的財産である。その全6作の超大作にさらに新たな続編を作るという決断。いくらディズニーとはいえジョージルーカスの手を離れてこの一度終結した大作を引き継ぐことができるのだろうか。
作品を見てその不安は一気に消えた。この映画はジョージルーカスを初めとした今までのスターウォーズシリーズへ最大の敬意を込めて作られた作品だと痛感した。スターウォーズファンへ向けた作品という印象もあったがきっとそれはジョージルーカスが今まで築いてきた作品に最大限のリスペクトを払った結果であると感じたのだ。
ジョージルーカスはもともと映画界の異端児だった。それは当時の映画界でだれもやらないようなことを片っ端からやっていたからである。たとえばスタッフロール。今では映画本編が終わり、スタッフロールが流れて映画が終わるのが当たり前である。が、昔スタッフロールは映画の最初に流れていた。それをジョージルーカスが本編の後に持ってきた。当時はあり得ないと批判の言葉もあったが今ではそれが主流どころか当たり前である。そのスタイルは映画だけでなくストーリー性の高いゲームなどでも適用されている。このエピソードだけでもジョージルーカスという人間が映画界にどれだけの影響を及ぼしているかがよくわかる。
ディズニーはそんな映画界の父とも言える偉人が残してきた作品を自分たちの手で新しく作って行くのではなくしっかりと受け継ごうとしていた。
その内容は素晴らしいものだった。しっかりとファンが最高潮にテンションが上がるタイミングで今までのキャラクターを登場させ、episode8への序章というのもあってかなんとなく初代STAR WARSであるepisode4に似ている雰囲気を持った作品だった。そこもまた、ジョージルーカスへの敬意を感じる。
ディズニーという新しいステージになってもしっかりと映画界のトップに君臨し続けるSTAR WARSを見て8への期待感がおおきくなった。

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