芸術展
福田和也研究会
総合政策学部4年
学籍番号71004947
巽大郎
「あえて言おう…」
ニキ・ド・サンファル(本名はカトリーヌ・マリー・アニエス・ファル・ド・サンファル1930-2002)は、戦後を代表する美術家のひとりであり、フランスを代表する芸術家である。幼少時代に過ごしたアメリカや母国フランスの抽象絵画に影響を受けながら独自の芸術スタイルを磨き上げていき、1961年に発表した「射撃絵画」で一躍その名が知られることになる。射撃絵画は、絵具を入れた缶や袋を石膏によって付着させたキャンバスに向け発砲することで完成する作品。絵画と彫刻の両方の要素を兼ね備え、また制作行為自体がパフォーマンス・アートの先駆例として美術史上の中で高く評価された。
その後は女性の表象への関心を強め、「ナナ」シリーズでは鮮やかな色彩と伸びやかな形態を用いて解放的な女性像を表現し、他にも舞台や映画の制作、彫刻庭園を代表とする建築デザインにも積極的に取り組むなど美術家として様々な活動を行う。
日本とも密接な関係がある。それが1980年代、栃木県那須高原に建てられたニキ美術館創立者のYOKO増田静江氏(1931-2007)と交流を持ち、日本とも特別な関係がなされていた。
吉岡さんの熱烈なおすすめがあったニキ・ド・サンファル展…全然知らなかったが意外と駅や街にポスターが配置されており、目玉展覧会なのかもしれない。そして六本木で開催とあり近いので久々に展覧会へ足を運んだ。吉岡さん熱烈おすすめには悪いが自分は芸術センスがゼロを超えてマイナスに振れてるくらいなので興味も無ければ、逆に行く気がしないので奇跡的な瞬間である。ガンダム命の自分がガンダム展に足を運ばないほど展覧会が嫌い面倒な人間である。まぁ行ったら行ったで真面目人間なのでしっかりと見るのだが…何も感じることがないというのが率直な感想なのである…申し訳ないがあの目玉展示品であろう太った人型?あれを見て土塊としか感じないのである。本当に申し訳なく思うがここまで興味ないと逆にどう感じれば良いのかご教示して欲しい。そして足を運んだ方が良かったかもしれない…