「 小山峻 」カテゴリー

ラストエール 〜エール!〜

総合政策学部3年 小山峻 自分以外の家族は耳が聞こえないから、家で大音量の音楽を流しても何も言われない。だが後ろを向いている家族に何かを伝

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ビジョンの体感 〜ニキ・ド・サンファル展〜

総合政策学部三年 小山峻 国立新美術館入口にある「く」の字の自動ドアを抜け、逆円錐形の空中レストランを横目にニキ・ド・サンファル展に入る。

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数ある死生のひとつ 〜岸辺の旅〜

総合政策学部3年 小山峻 黒沢清といえば、97年のサイコサスペンス映画「CURE」が印象的であった。謎の男の影響を受けた人々が息を吐くよう

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博打打ちの品格 〜麻雀放浪記〜

麻雀放浪記 総合政策学部3年 小山峻 敗戦後の上野を舞台に、少年哲が様々な博打打ちと出会い、時に苦渋を味わいながらも成長してゆく作品、『麻

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龍口直太郎 訳「フォークナー短編集」

総合政策学部3年 小山峻 アメリカ南部の悪習や苦悩を描き続けた、二十世紀アメリカ文学界の文豪ウィリアム・カスバード・フォークナー。彼の作品

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視財(途中まで)

視財 小山峻 目を覚ますと、部屋の照明がついたままになっていた。視界の右側に、白い枕と灰色のシーツが広がっている。ベッドで横になって漫画を

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小石

小石 小山峻 寝坊をした。なぜ今日に限って私の耳はアラームを認知しなかったのだ。自らの不甲斐なさを呪いながら、私は二車線道路に沿った歩道を大

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明晰夢日記

明晰夢日記 小山 峻 夜八時に寝て、午前二時に起きた。二時間勉強したが、眠気がとれなかった。そこで三十分の仮眠をとることにした。熟睡しないよ

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マジック・イン・ムーンライト

総合政策学部3年 小山峻 自身のマジックショーの観客を原始人呼ばわりし、バリ島を海の岩山とけなし、華やかに着飾ったヒロインを「男でな

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虫の知らせ

窓からの光は既に消えていたが、雫が滴らない程度の発汗は続いている。オブラートのような薄いじっとりとした膜が、全身に張り付いている感覚である。

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